ドクターズ株式会社で代表取締役兼CEOを務める柳川貴雄氏とは、一体どんな人物なのでしょうか?
今回は柳川貴雄氏が経営者として大事にしていることや妻の存在、経歴など人物情報をまとめてご紹介します。
デジタルヘルスプラットフォームを提供するドクターズ株式会社は、脳神経外科の専門医として活躍していた経歴を持つ、柳川貴雄氏が代表取締役兼CEOを務めています。
なぜ医師として活躍していたにも関わらず、起業をして経営者になったのでしょうか?
また、経営者として活動する上で、どのようなことを大事にしているのか気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、ドクターズ株式会社の代表取締役兼CEOを務める
柳川貴雄氏の人物情報や経歴などをご紹介します。
柳川貴雄氏の人物情報
まずは柳川貴雄氏の人物情報についてご紹介します。
生年月日:1981年9月
出身地:大阪府大阪市
柳川貴雄氏は1981年9月生まれで、大阪府大阪市で生まれ育ちました。
その後信州大学医学部医学科へと進学し、
信州大学付属病院で初期研修課程を修了しています。
そんな柳川貴雄氏は日本脳神経外科学会の専門医として、これまでに2500例以上の脳外科手術を執刀してきましたが、現在は経営者として活躍しています。
柳川貴雄氏が代表取締役兼CEOを務めるドクターズ株式会社は、2016年に創業、2019年10月より事業を開始している企業です。
医療DXを事業領域として、事業を開発するための統合的ソリューションなどの提供や支援などを行っています。
【柳川貴雄氏のプライベートについて】
柳川貴雄氏の気になるプライベートに関する情報ですが、ブログやSNSなどは見つからなかったため、
どのようなプライベートを過ごしているのかはわかりませんでした。
妻の存在なども確認できなかったため、独身なのか既婚者なのか断定することはできません。
休日もどのように過ごしているのか気になるところです。
柳川貴雄氏のこれまでの経歴と起業した理由
次にこれまでの経歴を詳しく解説していきます。
上記でも少し紹介しましたが、柳川貴雄氏は信州大学の医学部医学科を卒業しており、2009年には信州大学附属病院で初期研修課程を修了しています。
その後、脳神経外科の専門医・指導医の資格を取得し、医師としての道のりを歩んでいました。
では、なぜ医師として活躍していたのに起業を志すようになったのでしょうか?
その理由には地域医療の現状が深く関係しています。
信州大学を卒業してからは信州大学附属病院で研修医として働き始めました。
長野県は医療体制に比べて高齢者の割合が多く、医療過疎地域と言われています。
そんな医療に携わる人物が少ない中で、医療現場を支えている先輩たちの姿を見た柳川貴雄氏は、
誰かがこの状況を変えなくてはいけないと考えたそうです。
そこで柳川貴雄氏は一念発起し、マイアミ大学やトロント大学、UCSF(カルフォルニア大学サンフランシスコ校)などへ医療留学を行い、海外で発展している「遠隔医療」について学んでいきます。
さらに、遠隔医療の技術を日本国内でも発展普及させていくために、
2016年にIoMT学会を創設しました。
IoMT学会は、医療分野に特化したIoT研究を医師や研究者、企業などが連携して行うためのプラットフォームとなれるよう設立された学会です。
例えば遠隔医療プラットフォームやブレスレット型のウェアラブルデバイス、スマート体重計、デジタル聴診器などが研究対象に含まれています。
IoMT学会では現在も理事を務めており、医療とIoTの連携を強めるために取り組んでいます。
その後、
2018年7月に株式会社ZAIKENを設立し、本格的に遠隔医療や医療再生、臨床研究の取り組みを開始しました。
この企業では超小型遠隔連続心電図デバイスを活用した、日本初となる心電図検査サービス「医心電診」を運営していました。
医心電診は、テレメトリー心電図送信機を患者が装着することでリアルタイムに心電図をモニタリングできるようになり、集計したデータは医師によって分析支援を行い、その結果をまとめたレポートを医療機関へと提出します。
分析まで行ってくれるので、医療機関側は患者への説明のみとなり負担も軽減されます。
さらに
2019年からはドクターズ株式会社で事業を開始。
元々2016年から設立していた企業でしたが、創業当初から構築していた医師のコミュニティネットワークを活用し、医療の専門家によるクラウドプラットフォーム事業をスタートしています。
柳川貴雄氏が経営者として大事にしていること
柳川貴雄氏が経営者として大事にしていることを調べてみましたが、具体的に挙げている内容の記事などは見つかりませんでした。
しかし、柳川貴雄氏が設立したドクターズ株式会社では、以下の3点について重視していることがわかっています。
- 失敗を恐れない
- 最初から最後まで責任を持つ
- とにかく早く動く
特に「最初から最後まで責任を持つ」というのは、
やると決めたことに対して達成するまで諦めることなく、やりきることがドクターズ株式会社の流儀であると紹介されていました。
社会人としてはもちろん、地域医療の将来を担う仕事に携わっていることを認識し、自分の言動に責任を持ちつつ、目標達成に向けてどのように動けばいいか考え続けることが大切だという意味合いになると考えられます。
こちらは従業員に向けたものではあるものの、柳川貴雄氏自身も大事にしているからこそ、企業全体で重視すべきこととして紹介されていると言えるでしょう。
また、ドクターズ株式会社はフラットな組織体制を構築しており、入社年度や年齢に関係なく意見を言える環境が整っています。
誰でもアイデアや考えを発言し、実現するチャンスはすべてのメンバーにあると考えているからこそ、意見を言いやすい環境づくりがなされています。
こうした考えも、恐らく経営者である柳川貴雄氏が、誰でも発言できる環境を大事にしていることで、盛り込まれたものだと考えられるでしょう。
柳川貴雄氏が考える将来に向けた取り組みについて
柳川貴雄氏は現在ドクターズ株式会社を経営し、デジタルヘルスプラットフォームを提供しています。
そんな中で、柳川貴雄氏は将来に向けてステークホルダーも巻き込んだ、デジタルヘルスプラットフォームの活性化を目指しています。
単にプラットフォームを継続して運営するのではなく、
医療機関や患者などのユーザーにとってメリットに感じられるインフラを提供することが、活性化において欠かせない要素であると考えているようです。
デジタルヘルスサービスを提供する企業を支援し、またユーザーや専門医の参加を促し、医療機関のデジタル化支援も合わせて活性化させることで、デジタルヘルス業界を真に拡大成長させていく取り組みに注力していくと考えられます。
また、柳川貴雄氏は海外で誕生したデジタルヘルスサービスを日本国内でも導入できるよう、導入支援サービスも開始しています。
法規制なども関係し、海外の企業がいきなり日本国内でサービスを広めていくことは非常に難しいものの、
ドクターズ株式会社がその橋渡し役として海外の企業と協業していくことも視野に入れています。
こうしたサービスが充実し、選択肢が増えることで医療支援にもつながっていくと考えられます。
まとめ
今回は、柳川貴雄氏の人物情報や経歴、経営者として大事にしていることなどを紹介してきました。
柳川貴雄氏は医師として活躍していたものの、医療過疎地域の現状を目の当たりにして、様々な課題を解決するために起業し、経営者となった人物です。
医療のデジタル化を図ることで、医療過疎地域をなくしていきたいと考えています。
柳川貴雄氏が運営するドクターズ株式会社は、デジタルヘルスプラットフォームのさらなる活性化を目指し、様々な取り組みを実施していくと考えられます。
今後も会社や経営者の動向をチェックしていきましょう。