この記事では、日本総合研究所の年収や事業概要、採用情報を紹介します。
「日本総研」とも呼ばれている日本総合研究所の名を、テレビや新聞などで見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか?
一方、有名企業であることは知っていても、どのような会社かまで詳しく知っている人は意外に少ないかもしれません。
この記事では、日本総合研究所で働きたいと考えている転職・就職希望者に対し、平均年収や事業概要、採用情報などを紹介します。
日本総合研究所に興味を持っている人は参考にしてみてください。
SMBCグループの総合情報サービス企業
日本総合研究所は三井住友フィナンシャル・グループ(SMBCグループ)の総合情報サービス企業で、シンクタンク、コンサルティング、ITソリューションの3つの機能を持ち合わせています。
「新たな顧客価値の共創」を基本理念に掲げ、ITを基盤とする戦略的情報システムの企画・構築、アウトソーシングサービスの提供、経営戦略・行政改革などのコンサルティング、内外経済の調査分析・政策提言といった幅広い事業を展開。
海外にも拠点を構え、それぞれの分野で企業や社会が求める創造的な付加価値を生み出しています。
プロフェッショナルを極められる豊富な職種
日本総合研究所にはコンサルティング部門、インキュベーション部門、ITソリューション部門などの職種があります。
コンサルティング部門とインキュベーション部門の職種は研究員/コンサルタント、副主任研究員/マネジャー、上席主任・主任研究員/シニアマネジャー、主席研究員/プリシンバルへとキャリアパスが用意され、能力や実績の評価に基づく実力主義で昇格していきます。
また、ITソリューション部門は、ソリューション系のアプリケーションエンジニア、テクニカルエンジニア、プロジェクトマネジャー、ITアーキテクト、企画系のITステラテジスト、ビジネスアナリストに分かれています。
そのほかにもDXプロデューサー、先端技術エンジニア、セキュリティエンジニアの職種があり、それぞれの分野の
プロフェッショナルとして自らのキャリアを自らデザインできる環境が整っています。
平均年収は600万円台、役職者は1000万円超
複数の転職サイトを見ると、日本総合研究所の平均年収は600万円台となっています。
あるサイトでは平均年齢31歳で625万円と紹介されており、年収レベルは決して低くないでしょう。
企画・事務・管理系よりITエンジニア系の方が高いデータが示されていますが、20代で700万円、30代で1000万円を超える額の最高年収も報告されており、成果に見合う報酬を支給する実力主義が徹底されていると推察できます。
社員の口コミを見ても「会社(上司)から頑張っていると思われていれば昇給する」「若い割に給与を得られる」「役職持ちになると大きく給与が上がる」といった評判が相次いでいることから、待遇面の満足度は高いようです。
なお、口コミ評判では現職の社員が1年目の年収を400万円程度と明かし、2~4年目の年収は450万円~600万円程度、5~9年目は600万円~750万円程度、裁量労働制となる10年目以降は750万円~900万円程度としています。さらに、役職者になると1000万円を超えるとの見通しも示しています。
参考:
OPENWORK/日本総研
enライトハウス/日本総研
新卒・キャリア採用を実施
日本総合研究所は2024年新卒採用エントリーシートを受け付けています。
募集対象はⅮ大学学部・修士・専門課程、短大、高専、専門学校を2024年3月末までに卒業(修了)見込みの人で、2021年3月以降に卒業(修了)した人で新規卒業予定者と同等の枠組みでの採用を希望する人も含まれます。
新卒の募集職種はコンサルティング/インキュベーション、ITソリューションの各部門とリサーチ(エコノミスト)、本社スタッフ(総務・財務・人事・法務・経営管理・広報における企画/事務)で、ITソリューションは200人程度、コンサルティング/インキュベーションは20人程度、それ以外はそれぞれ若干名の採用を予定しています。
2023年4月からの初任給(基本給)の月額は大学院修了が25万2000円、大学卒が22万6000円、専門学校3年卒が21万円、専門学校2年・短大・高専卒が20万円となっています。
この他、書類選考と複数回の面接によるキャリア採用も実施しており、日本総合研究所のキャリア採用サイトでは募集職種の検索が可能です。
異業種で培った経験や知見の持ち主の応募も歓迎しており、エントリーから採用決定までは1、2カ月程度を予定。
入社後はキャリア採用者の経験や能力に応じたキャリアパスも用意しています。
事業分野の幅広さが魅力
さて、ここまで日本総合研究所の年収や採用情報などについて紹介してきました。
シンクタンク、コンサルティング、ITソリューションという幅広い事業分野は他の企業にない魅力を生み出し、実力主義で能力・実績を評価してもらえる給与体系などが社員のモチベーションをさらに高めているようですね。
顧客企業の課題はもちろん、国内の社会課題の解決などにも取り組みたい人は、日本総合研究所への就職・転職をぜひ検討してみてください。