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資生堂に入社するための就活は何をすれば良い?面接対策や志望動機について ポイントは「資生堂の歴史」を学ぶこと!

資生堂に入社するための就活は何をすれば良い?面接対策や志望動機について ポイントは「資生堂の歴史」を学ぶこと!

この記事は、大手化粧品メーカーとして誰もが知る「資生堂」について、
 
 
  • 大好きなコスメブランドだから就職したい
  • 化粧品業界で働くことに強い憧れがある
  • 資生堂ってどんな職場か知りたい
 
 
という方々に向けて就活情報をまとめております。

 
 
  • 資生堂の会社概要や採用情報が知りたい
  • 美容業界の採用傾向を比較検討したい
  • インターン情報や面接対策のための情報収集がしたい
上記の目的を持った方々にも是非ご一読いただきたいです。

 
 
 

変化しつづける化粧品業界の採用傾向を「資生堂」から考える


インターンや新卒採用など、大学生が就活に向け動き出すタイミングに合わせ、ネット上に頻繁に名を連ねる人気企業の並びに例年大きな変化は見られません。

そのなかでも特に目にする機会が多いのは、伊藤忠商事といった、給与が安定し社会貢献にも積極的な企業です。

しかし、コロナ禍を経て、業務形態の見直しだけではなく採用方法にも大きな変化が求められたこの数年間に対し、人気の総合商社だけが対応してきたわけではありません。
 
 

アフターコロナと化粧品業界

Q.1つ目のキーワード、パーソナライズとは何でしょうか。
A.「これが流行っています」というふうに画一的にモノやサービスを提供するのではなく、多様化したニーズにあわせて1人1人に最適な提案をしていくという考え方です。 弊社でいえば、お客さま1人1人で肌の悩みや求めるものも違うので、そういったことにこちらから合わせて、最適な商品を提案していくということになります。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/tantou/tantou83/
 
 
上記は、NHK主催の就活生向け特設サイトにて、アフターコロナにおける化粧品業界の変化について、大手化粧品メーカー「資生堂」の人事担当者の意見をまとめたものです。

元々は不特定多数に向けたマスマーケティングが主流だったものの、コロナを経て、スキンケアへの関心の強まりや性別を問わないメイクなど、ニーズの多様化によって「個人に適したマーケティング」が必要とされているそうです。

ただ、個人のニーズというのは非常に曖昧で、例えば店頭を訪れたお客さんに「憧れのインフルエンサーになるにはどうすれば良いか」といった漠然とした悩みを持ち込まれた場合でも対応できるよう、「パーソナルビューティパートナー(PBP)」というカウンセリングに特化した美容部員やオンラアインカウンセリングを実施するなど、働き方や採用の方向性も変化しています。
 
 

資生堂の採用はここを抑えておこう!

  • アフターコロナによって変化した消費者のニーズにどう対応しているか(パーソナライズドマーケティングやPBPなど)
  • 女性が働きやすい環境について、画一的な支援だけではなく、ジェンダーや人権について学び、更に女性リーダー育成といった講座を増やすことによって、資生堂のみに留まらず他企業の経営者も巻き込んだ意識改革を推進し、女性管理職割合増加、業績上昇という実績を残している
  • 見た目にハンデがある方々に向けたメイクの支援や商品開発といった資生堂独自のケアを通し、持続可能な社会と向き合いながら「自分の価値観を大切にする働き方」を就活生に提案
以上を念頭に置きつつ、会社概要や募集要項を確認するという方法も、面接対策として有効なのでは?

 
 
 

「資生堂に就職したい!」どうやってアピールする?

就活生がはじめにぶつかる壁は志望動機ではないでしょうか?

どんなに「この会社に絶対受かりたいという熱意は誰にも負けない!」という意志があったとしても、冷静且つ客観的に動機を文章化し、それを持って面談に臨むというのは、誰にとっても難しい課題だと思います。

また、いくら会社概要や募集要項で企業分析を重ねても、それらを自分自身の考えでまとめるのはなかなか至難の業です。

そこで、以下を参考に、「資生堂への志望動機作成のポイント」をまとめてみました。

 
 

資生堂への志望動機は「素人目線の分析」「歴史」に重点を置こう

貴社の「美を通して新しい生き方」をお客様に提案し、外見だけでなく心まで豊かにしようとする姿勢に強く惹かれた。私は「小さな自信が世界を変える」と心から信じており、美を通じて自信という活力を世の中に提供する事には計り知れない価値があると考えている。
現代社会はITによってロジック化されて合理的であるが、人間の本質である感情が軽視され、活力が失われている事に強い問題意識を持っている。 引用元:https://note.com/valueofsports/n/n7e1f7a437de6
 
 
上記は、引用元にて「お試し」で作成された資生堂への志望動機の一文です。

ここでは、

 
 
  • 資生堂の魅力
  • 社会に提供する価値
  • 自分なりの問題定義
 
 
という一通りの流れから、「自分なりに課題を解決していけるよう、資生堂に入社したら◯◯な働き方をして社会貢献していきたい」と具体的なビジョンへと繋げていく構成となっています。

しかし、オリジナリティや「深み」を醸し出す志望動機にするためには、まだ一歩足りません。

そこで注目すべきは「企業の歴史」です。

特に資生堂は、「1872年、日本初の洋風調剤薬局として創業」し、150年にわたり化粧品メーカーの文化と革新を積み重ねてきた独自の重みがあるため、そこに触れるか・触れないかによって、恐らく採用担当の印象も大きく変わるのでは。
参考本:https://corp.shiseido.com/jp/company/history/
 
 

身近な取り組みを把握しておく

資生堂では定期的に就活生を対象としたメイク講座を開催しています。

近年では男性も対象となっているようですが、例えば以下イベントでは、「男性の肌ケアの必要性」を、女性との肌質の違いも交えて分かりやすく解説しています。

 
 
男性の肌は、女性の肌 より皮脂分泌量が多く、20代をピークに皮脂分泌量が少なくなる女性と違 って、年齢による大きな変化はありません。そのため、常に皮脂量は多く、 テカりやニキビなどの肌トラブルを起こしやすいので、きちんと洗顔する ことが基本です。
引用元:https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/archive/00000000001605/1605_h5x68_jp.pdf
 
 
最近ではジェンダーフリーなメイクも大分話題にしやすくなりましたが、「個性」「社会貢献」を関連付けてまとめつつ、資生堂の取り組みにも触れられたら、なかなかおもしろいアピールが出来そうな気がします。
 
 
 

【まとめ】資生堂の採用傾向、ポイントはいかに「社会」と繋げてアピール出来るか

「憧れの化粧品メーカーに就職したい!」

そう願いながら、資生堂への入社の扉をノックする方は多いでしょう。

しかし、上記した志望動機にも記載されているように、「自分事と社会」との繋がりを意識することは非常に重要です。

特に「パーソナライズドマーケティング」のように個人のニーズが意識されているからこそ、例えば「メイクが好きという気持ちを通して社会を変えていきたい」といったアピールは効果的かもしれません。

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