この記事では、株式会社オービックの就職情報を一挙にご紹介します。
企業の情報システム構築と運用をトータルサポートするオービック。
親会社の方針に縛られない独立系のIT企業で伸び伸びと仕事をしてみたいけれど、上場企業にありがちな学歴フィルターの有無が気になるという人は多いのではないでしょうか?
そんなときに役立つのが、企業の特徴を知ることができる口コミ評判です。
オービックへの就職を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
業績・財務体質とも良好な老舗IT企業
オービックが創業したのは1968年。
発祥の地は大阪ですが、1996年に本店登記を東京に移しています。
どのメーカーの系列にも属さない独自のスタンスを貫き、業界・業種に特化したシステムインテグレーション事業とシステムサポート事業のほか、オフィスオートメーション事業を展開しています。
中小企業向けパッケージの「奉行シリーズ」はテレビCMでも有名ですね。
東証プライム市場に上場し、社員数(連結)は2054人(2022年3月末現在)、売上高(連結)は849億7600万円(2022年3月期)と好調な業績を誇っています。
オービック単体の有価証券報告書によると、2022年3月期の自己資本比率は89.9%を超え、財務体質に優れた企業です。
採用は新卒者のみ
そんな
オービックが採用に関して掲げているのが、新卒主義です。
人財育成を重視するオービックが採用しているのは新卒者のみで、就活サイトでは「求む!ふまじめ人間」という老舗企業としては異色のキャッチコピーを掲げています。
「ふまじめ」に柔軟な発想で変化に対応し、社会に貢献するという気概を持ってチャレンジする人物を求めている点がユニークで、採用実績校は全国の国公私立大学を幅広く網羅しています。
別の就活サイトによると、
2021年卒の採用実績校は早稲田大15人、九州大9人で、九州工業大、名古屋市立大、大阪市立大が各8人、法政大、明治大、関西大が各7人、東京理科大、同志社大が各6人などとなっています。
1位の早稲田大でも採用者全体の10%程度なので、一部の大学に集中しているということはありません。
また、2021年卒の就職難易度は59.2で、有名企業424社中148位でした。
難易度は高いと言えますが、全国各地の大学で採用実績があることから、「ふまじめ」を発揮する気概を持ち、しっかりとした対策をして採用試験に臨めば学歴に関係なく内定を得ることは可能でしょう。
学歴・学部フィルターはない
2024年度の募集要項によると、大学卒業・大学院修了見込み者を150人採用する予定です。
採用予定学科は全学部全学科で文理は不問のため、学部フィルターもありません。
なお、採用職種は「営業系」「システム系」「管理・事務系」です。
営業系の職種はソリューション営業、システム系はシステムエンジニア(アプリケーション/ネットワーク)、プログラムエンジニア、インストラクター、ソリューション開発です。
管理・事務系は総務、人事、経理、業務、経営企画、広告宣伝、広報、秘書、受付と多岐に渡ります。
希望者は公式サイトのエントリー画面から応募でき、選考方法は適性検査と面接です。
働きがいや学びを得られる職場環境
では、老舗IT企業として知られるオービックをめぐっては、どのような口コミ評判が寄せられているのでしょうか?
社員のリアルな書き込みを見てみましょう。
■働きがい
「受注から開発、保守まで自社で完結するビジネスモデルを採用しているため、さまざまな経験ができる。知らないことが多い若手の頃は得るものも多く、比較的充実感を持って仕事ができる」
■組織体制・企業文化
「風通しは良く営業、システムエンジニアが同じフロアにいるためコミュニケーションは頻繁に行われている環境にある。また、業務面における改善活動は歓迎されており、自身の意見が反映されることも多い」
■給料
「相応の年次、実力が必要なため、30代前半までは過度に期待できないが、給料は同業他社と比べると高い方である」
独立系の良さや好業績の恩恵を存分に感じられる内容が多いことが分かりますね。
社会人としてのキャリアを形成するには格好の職場のようです。
柔軟な発想で果敢にチャレンジする人間性をアピールしよう
さて、ここまでオービックの事業概要や採用情報などについて紹介してきました。
業績・財務状況が好調で将来性も高い巨大IT企業のため、多くの就活生が入社を希望していると予想されますが、学歴・学部フィルターはありません。
口コミ評判からも、職場の風通しの良さが伝わります。
常識に捉われることなく自ら柔軟に発想し、何事も果敢にチャレンジするという「ふまじめさ」をアピールできれば、面接で好印象を与えられるでしょう。
しっかりと準備をして、内定を勝ち取ってください。