金融関係の仕事に興味があり、その中でも
近畿産業信用組合への就職や転職を考えている方もいるはずです。
地域の方々からは
「きんさん」という愛称で親しまれ、預金積金や貸出金では信用組合No1の実績を誇ります。
そんな近畿産業信用組合の代表を務めるのが、理事長の大本崇博氏です。
その他、
副理事長として徳山明夫氏と千原芳浩氏が就任しています。
今回は、その3名の人物についてご紹介すると共に、近畿産業信用組合の働く環境を解説していきます。
業績が成長し続けている近畿産業信用組合に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
近畿産業信用組合とは?
近畿産業信用組合は1953年に創業した信用組合で、元々は京都で日本芸術家信用組合として、芸術家や芸術愛好家の職域信用組合として事業を展開していました。
1989年に名称を「京都シティ信用組合」へと変更し、2001年に信用組合大阪商銀を事業譲渡したことで、現在の近畿産業信用組合と名称を変更しています。
大阪や京都、兵庫や滋賀、和歌山など、全8府県を営業区域としており、預金残高は21期連続で増加を続けている実績を持っています。
詳しい推移は以下をご覧ください。
・2019年度:1兆3,521億円
・2020年度:1兆3,734億円
・2021年度:1兆4,139億円
・2022年度:1兆4,326億円
・2023年度:1兆5,348億円
2023年度には信用組合で初めて1兆5,000億円を突破しています。
貸出金残高についても、コンサルティング機能の発揮や中小企業支援を積極的に取り組んできた結果、
2023年度には1兆1,393億円と最高額を更新しています。
組合員も年々増加を遂げており、2023年度にも200,779人と20万人の大台に到達し、今後も増加が見込まれています。
【組合概要】
名称:近畿産業信用組合
創業:1953年9月1日
本店所在地:大阪市中央区淡路町2丁目1番3号
理事長:大本崇博
副理事長:徳山明夫、千原芳浩
店舗数:33ヶ所(2024年3月末時点)
理事長の大本崇博氏について
ここからは、
近畿産業信用組合の理事長を務める大本崇博氏について解説していきます。
近畿産業信用組合は、地域金融機関としての役割を果たすため
、「中小企業を支え、地域社会に貢献する!」という経営理念のもと、地域や地元企業を総合的に支える信用組合を目指しています。
大本崇博氏についての詳しいプロフィールや経歴はネットを検索しても見つかりませんでした。
しかし、2021年に実施された秋の褒章において、黄綬褒章を授与されています。
農業や商業、工業といった業務に精励し、他のお手本となる技術や実績を持っている人物に贈られる褒章で、これまでに様々な人物が授与されています。
大本崇博氏が黄綬褒章を授与できたのは、近畿産業信用組合の業績の進展や地域社会に資する活動に積極的に取り組んでいる点が理由として考えられます。
2022年度には、貸出金が1兆円を突破したことを記念して、
定期預金の「感謝」「感謝Ⅱ」「感謝プレミアム」が発売されています。
合計で
31,006口座、1億576円もの契約となり、組合員の増加拡大にも貢献しています。
今後も、利用者のニーズに応えられるような商品を揃え、サービスを拡大していくと伝えているため、地域の方々にとって有益なサービスの提供が期待されます。
副理事長の徳山明夫氏と千原芳浩氏はどんな人物?
近畿産業信用組合は、理事長を大本崇博氏が務めていますが、その
サポート役の副理事長として、徳山明夫氏と千原芳浩氏の2人が就任しています。
2人はそれぞれ、常務理事を務めていた人物ですが、現在は両者ともに副理事長として近畿産業信用組合の拡大に向けて業務を遂行しているようです。
徳山明夫氏と千原芳浩氏に関しても、プロフィールや経歴といった詳しい情報は見つかりませんでした。
しかし、大本崇博氏が理事長に就任した当初から徳山明夫氏と千原芳浩氏も副理事長としてサポートし続けているため、優秀な人材であると予測できます。
実際に、前述したように近畿産業信用組合の業績は年々増加傾向にあります。
組合員数も増え続けているため、今後も業績アップに向けて様々なサービスの提供を考えてくれることが期待できます。
近畿産業信用組合の働く環境が知りたい!
最後に、
近畿産業信用組合の働く環境をみていきましょう。
業績が良く、今後も成長が見込まれるため入社を検討する方もいるはずです。
自分と相性の良い企業であるか確認するためにも参考にしてください。
【近畿産業信用組合の仕事内容】
近畿産業信用組合では、係ごとに様々な業務を遂行していきます。
・預金係
それぞれの支店で預金に関する業務を行う係です。
来店した顧客による資産運用に関する相談を受け、最適な提案をしていきます。
また、
記入してもらった伝票をもとにしてスピーディかつ正確に事務処理を実施する後方事務や現金管理を実施する出納業務などを担当します。
・融資係
近畿産業信用組合が提供している
融資に関連する業務を担う係です。
融資に関する相談があれば、個人だけではなく企業に対しても分析をしながら提案を行っていきます。
融資の際の担保物件の調査といった事務処理も担当です。
・渉外係
支店が持っている営業エリアの一部を担当する人物で、顧客のもとに足を運んでセールスを実施します。
預金や融資といった商品をニーズに合わせて案内する係です。
顧客との接点が最も多く、コミュニケーション力が必要となります。
また、金融や経済に関する知識も必要です。
・ライフプランアドバイザー/ファイナンシャルコンサルタント
渉外力を創出するために、
2021年度からライフプランアドバイザーとファイナンシャルコンサルタントと呼ばれる職種を新設しています。
資産形成のための提案や資産運用のサポートなど、アドバイザーとして顧客に合わせた提案を実施していきます。
【育成環境】
近畿産業信用組合では、それぞれの
キャリアプラン達成に向けて、様々な研修が実施されています。
社内資格認定のための堅守をはじめ、預金や融資、渉外の担当者が対象となる研修も存在します。
また、課長や係長、主任など、職階別の研修もあり、それぞれに必要な知識が身に付けられる内容です。
金融機関にとって欠かせないコンプライアンス意識を高める研修もあり、金融機関人としての資質向上に役立つ内容です。
【募集要項】
近畿産業信用組合の新卒採用募集要項をチェックしていきましょう。
・初任給
大学院卒:254,000円
大学卒:250,000円
短大卒:230,000円
専門卒:230,000円
・手当
家族手当
時間外手当
通勤手当
・昇給賞与
昇給:年1回
賞与:年2回(6月と12月)
業績に応じて決算賞与、特別賞与あり
・勤務地
営業店33ヶ所もしくは本部
・勤務時間
8:30~17:30(実働8時間)
・休日休暇
完全週休2日制(土日祝日)
年末年始
年次有給休暇
コンプライアンス休暇
リフレッシュ休暇
チャレンジ休暇
半日休暇
慶弔休暇
産前産後休暇
育児休暇
介護休暇
子の看護休暇 など
・福利厚生
各種社会保険完備
職員住宅融資
職員福利厚生融資
退職金制度
遠隔地出身者家賃補助制度
資格取得に伴う補助金支給制度
育児のための勤務時間時短制度
育児サービス利用費用補助制度
会員制リゾートホテル利用制度 など
まとめ
今回は、地域の方々に親しまれる近畿産業信用組合についてご紹介してきました。
理事長の大本崇博氏をはじめ、副理事長の徳山明夫氏と千原芳浩氏については、詳細な経歴を見つけることができませんでした。
しかし、信用組合の業績は年々増加しており、
預金積金や貸出金に関しては信用組合の中でも日本一となっています。
今後も成長し続けることが予想できるので、興味があれば採用情報をチェックしてみてください。